専門用語集『あ』行
金属加工・板金加工等でよく使われる専門用語となります。
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あ
アルミ
アルミニウムの略。元素記号 Al,原子番号 13,原子量 26.98。
銀白色の軟らかくて軽い固体金属。空気中では表面に酸化物の緻密な薄膜を生じ、内部は保護される。強く熱すると白光を放って燃える。加工しやすい上に、軽くて耐食性があり人体に無害なので、そのままあるいは合金として日用品・建築・化学・家庭用製品などに広く用いる。
穴あけ
金属の板や鋼材に穴をあけること。丸穴や四角穴などを含む。
アーク溶接
アーク溶接は、電極と母材間にアークを発生させ、そのアークに伴うアークエネルギーで母材と溶加材を溶融させ、溶接ビードを形成する。
圧入(あつにゅう)
棒、心鉄、ピンなどを、それより直径の小さな穴に強い圧力を加えてはめ込む締結法。
アルゴン溶接
タングステン電極の周りから保護ガス(アルゴンガス)を放出し、大気から溶融金属を遮断し溶接を行うこと。電極が細く、非常に精密な溶接を行うことが可能で、
棒溶接では溶接出来ない金属も溶接することが可能。ステンレス製品の重要部分、アルミの溶接方法として多用される。
アルマイト加工
アルミニウム表面に陽極酸化皮膜を作る処理で、陽極酸化処理により、アルミニウムの表面に活性な酸素が発生し、これとアルミニウムが反応してアルミニウム表面に分厚い酸化アルミニウム被膜ができる。アルミニウムの耐食性、耐摩耗性の向上、および、装飾その他の機能の付加を目的として行なわれる。
い
糸面取り(いとめんとり)
糸のような細い面取り加工のことで、C0.2程度。
う
え
エンボス加工
薄板などに凹凸模様を与える加工法をいう。
L曲げ(えるまげ)
アルファベットの『L』字形をした曲げのこと。