専門用語集『は』行
金属加工・板金加工等でよく使われる専門用語となります。
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は
バーリングタップ
板に穴を開けた後に山形に成型し、その内側にネジ切加工を行うこと。薄板により多くのネジ山を加工する事が可能となる。
バフ
金属の表面を磨く作業。表面のキズを取りながら、専用の工具を用いて光沢を出したりすること。
ステンレスの場合はこの作業で鏡のような輝きを出す事ができる。
バリ
シャーリング切断などの切断の際に、加工面に生ずる不要な突起のこと。
不要なバリは怪我や事故に繋がるなどの弊害が発生する。
ボルト
部品と部品を締めつけ固定するための部品。
板金加工(ばんきんかこう)
金属製の板材を、切断・穴あけ・曲げ・溶接などにより、目的の製品・部品形状に仕上げていく加工のこと。レーザー加工機、プレスブレーキ、ボール盤などの加工機がある。
ひ
ピアス
レーザーカットの際にできる切断始めと終わりの痕。
比重(ひじゅう)
ある物質の質量と、それと同じ体積を占める標準物質の質量との比。
通常、4°の水を標準物質とする。
ふ
プレスブレーキ
素材となる金属の板材をパンチ(上側の金型)とダイ(下側の金型)で挟み込み、ワーク(板材)を型に合わせて特定の形状・角度に変形させる加工機のこと。
歩留まり(ぶどまり)
加工においての、使用原料(材料)に対する製品の出来高の比率のことである。歩留まり率は、歩留まりの具体的比率を意味し、生産性や効率性の優劣を量るひとつの目安となる。
フランジ
部材からはみ出すように出っ張った部分の総称。
軸や管などの端に鍔つば状に張り出した継ぎ手部分のこと。
へ
ベンダー
プレスブレーキともいい、上下2カ所の金型で金属の板(板金)を折り曲げる機械。
ヘミング曲げ
板を折り曲げてさらに潰して曲げる加工。
ほ
ボール盤
各種素材に正確に穴をあけるための工作機械である。台状のテーブルに加工する素材を置き、主軸に取り付けたドリルまたはリーマなどの切削工具を回転させ、主軸を下げることで穴あけ加工を行う。
ポンチ
ドリルで穴を開けようとする場合に穴の中心を決め、かつドリルの先端が逃げないように凹んだ印を付ける工具。