専門用語集『さ』行
金属加工・板金加工等でよく使われる専門用語となります。
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さ
3×6板(さぶろくばん)
材料の大きさを表し、約914mm×1829mmの平板となる。
ザグリ(ざぐり)
ボルトの頭部が板表面から飛び出さないようにする為の加工で、ボール盤などを使用し、ドリルなどで加工すること。 深ザグリとも言う。
皿モミ(さらもみ)
皿ネジの頭部が板表面から飛び出さないようにする為の加工で、ボール盤などを使用し、キリ・ドリルなどで加工すること。 皿ザグリとも言う。
皿ザグリ(さらざぐり)
皿ネジの頭部が板表面から飛び出さないようにする為の加工で、ボール盤などを使用し、キリ・ドリルなどで加工すること。 皿もみとも言う。
サンダー
金属を削ったり、バリ取りを行うための電動工具。ディスクグラインダーのこと。
三角法(さんかくほう)
図面の描き方の一種で、日本ではこの方法が一般的である。
し
4×8板(しはちばん)
材料の大きさを表し、約1219mm×2438mmの平板となる。
縞板(しまいた)
チェッカープレートともいう。板の片面に凸模様のすべり止めをつけた板で、縞溝のある圧延ロールで圧延する。ちなみに板厚は凸部ではなく平面部の厚みをいう。
シャーリング
金属の板(板金)を任意の大きさに切断する機械のこと。
シートメタル
厚さ1~3mmくらいまでの鉄板、または非鉄金属板の薄い板のこと。
絞り加工
一枚の金属の板に圧力を加え、絞り込み(圧縮し)凹状に加工し、容器形状にすること。
治具(じぐ)
加工品を固定するための器具または装置。その部品に合わせて特別に作られたもの。
シームレスパイプ
主に油圧配管などに使われ、つなぎ目が無いパイプとなる。
す
スプリングバック
材料を曲げ加工したとき、工具を離すと、材料に施した変形が若干もとに戻る現象。
スプリングバックの量は、材質・曲げ絞りの加工度合いにより左右され一定ではない。
スポット溶接(すぽっとようせつ)
熱と圧力で金属と金属を接着。
スパッタ
溶接作業時の溶けた金属が飛散して粒状に固まったもの。
せ
Z曲げ(ぜっとまげ)
アルファベットの『Z』字形をした曲げのこと。
そ
反り(そり)
そっていること。弓なりになること。
細長い形状の加工は、この反りが出やすくなる。